tex使いのためのJabRef+クラウド

文献管理、こないだまでmendeleyを使っていたのですが、こないだちょっと見直してJabRef+クラウド(google drive)という組み合わせに変えました。

背景
元々、調べた論文は元々持っているクラウドに保存して複数デバイスから参照出来るようにしたい
と思い、mendeleyをつかって、論文の保存先をGoogleドライブのフォルダにリネームして自動的に突っ込むようにしていたのですが、
この方式だとホストPCで論文を追加したり管理できるものの、別のデバイスではmendeley上では論文の名前などをチェックすることしかできず、何かとしっくり来てませんでした。

JabRefの導入
JabRefとは論文をbibtexのファイルで管理できるフリーソフトです。アドレスは以下。
http://www.jabref.org
ソフト上でbibtexの情報を管理でき、pdfとの紐付けもできてソフト上からpdfを開ける、元となるbibtexファイルをクラウドで共有すれば他のデバイスでも同じように編集できる、と大体ほしいと思っていた機能が揃っていたのでこちらへ鞍替えすることにしました。


使い方
もととなるbibtexのファイルをクラウドへ。
まず追加したい論文をダウンロードしクラウドのフォルダに保存。
新しいエントリーを追加し、bibtex形式のcitationをベタうちするところへ追加したい論文のbibtex情報をコピペ。
ファイルアタッチでpdfを選択。
これで完了です。グループわけもできるので管理もそれなりにしやすいと思います。pdfを放り込むだけよりは手間がかかりますが、google scholar などから拾えるbibtexのcitationは自動抽出より安定してると思うので結果手間も減る気がします。

おわりに
文献管理をちゃんとやっても読まないと意味がない!